昨日更新した記事【こちら】では、現代アートを代表する画家バスキアとユニクロのUTシリーズのコラボについて取り上げました。
UTシリーズとは、ユニクロがアートやポップカルチャー、アニメなどとコラボしたファッションアイテムのことです。

(上のタグに書かれている文章)
MoMA Art Icons
ニューヨーク近代美術館(MOMA)とユニクロのパートナーシップから誕生したプロジェクトです。
MOMA が収蔵する数あるアートの中からアイコニックな作品を選定し、毎日着こなせるアイテムへと落とし込んだ珠玉のコレクションです。
こちらにアーティストや作品の詳しい情報を掲載しています。
www.moma.org/articons
The Museum of Modern Art, MoMA, and related elements are trademarks of The Museum of Modern Art.
恥ずかしながら私はバスキアの記事を作成するまで、そういったシリーズがあるということを知りませんでした。いやはや、絵画好きを公言しておいて恥ずかしい限りです…😓
UTシリーズについて調べる内、「いつか私も絵画の服を着てみたい!」と思い、いつかユニクロに行く機会があったら覗いてみようと思っていましたが、言うが早いか、つい昨日、そんな機会がありました。笑
で、店内を見て回ってみると、あるわあるわ。
「あの絵だ!あ、この絵もコラボしてるんだ!」
「この絵も有名だけど、着こなせる自信ないかも」
「うわー、この画家と作品について全然知らない…勉強不足だぁ」などなど。
恐らく今シーズン発表されたものであったり、以前からあるものであったりが陳列されていて、配置されている箇所が点々としていました。しかしかえってそれが宝探しみたいで、見つけた時にテンションが上がって楽しかったです。
では、どんな商品がラインナップされていたのか。そして、今回実際に購入しましたので、そのアイテムの紹介もしていきます!
見つけたUT×絵画のコラボTシャツ

アンリ・マティス、というのはすぐにわかりましたが、作品は未履修でした。
調べたところ、《ジャズ VⅢ. イカルス》という、マティスの「ジャズシリーズ」と呼ばれる作品の内の一つでした。
皆さんも学校の音楽の授業で「むーかーしー勇者のー」と習ったかもしれませんが、あのギリシャ神話の「イカロス」を象った作品なのだそうです。
太陽めがけて飛んでいる場面か、それとも翼が溶けた後の場面なのか。また勉強したいと思います。

言わずもがな。ゴッホさんの《星月夜》ですね。
買おうかとも悩みましたが、少し「有名すぎるかな」という理由でパスしました。
おしゃれなのは間違いありませんし、私ももし他の人が着ているところを見かけたら「おっ」となりますね。

本ブログでも以前《我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか》を紹介させていただきました【記事はこちら】、ゴーギャンの絵画がプリントされたTシャツ。
こちらもすみません。勉強不足で、帰宅してから調べたところ《3匹の子犬のいる静物》という絵画でした。
《我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか》は私も大好きな絵画の一つですが、その絵画はとても意味深で、見れば見るほどに考えさせられる作品です。
一方《3匹の子犬のいる静物》は可愛らしい構図なので、それこそUT×絵画の理念通り、”毎日着こなせる”平穏さがありますね。

クロード・モネの、こちらは《アガパンサス》。《睡蓮》しか知らなかったので、モネが描く他の自然風景の絵画もたくさん知っていきたいです。
風景画は無難に着やすいデザインなので、UTとの親和性が◎ですね。

ポール・セザンヌ《りんごのある静物画》。りんごを好んで被写体にしていたセザンヌの一作品。こちらも落ち着いた雰囲気がとても良いですね。
実は、現実にはあり得ない描写(3次元的にはあり得ない物の配置や角度)をしていたことから後世の画家たちに自由な発想を与えたという点で多大な影響を与えたセザンヌ。
このような巨匠の名画を気軽に楽しめるとは。しかも安価に。さすがはユニクロです。


ちょうど昨日記事で取り上げたバスキアのTシャツ(下)。
デザインの良さもさることながら、その中に確かに含まれるメッセージ性は、バスキアという画家を知れば知るほど、Tシャツへの愛着がさらに強くなりそうです。



他にも名だたる画家の作品や、絵画に興味がない方でも一度は目にしたことのあるようなデザインの服が数多く取り揃えられていました。
また、このUTシリーズ。トレーナーもあるとのことなので、シーズン毎であったり、来年はまた別の作品を楽しみにしたりと、ずっと楽しむことができますので、ずっと追っていきたいと思います!
実際購入したアイテム紹介
では、僭越ながら。私が実際に選んで購入したものを紹介します。
今回お迎えしたのは、こちらの2着!

モネ《アガパンサス》、そしてセザンヌ《りんごのある静物》です!
無地しか着てこなかった私がデザイン服を選ぶこと自体普段しないことなので、少々戸惑いながら選びましたが、店内の鏡に合わせてみると意外と良い。
これを着て、もし誰かに「絵画好きなんですか?」なんて言われたら嬉しいですね!
いつその時が来ても良いように、常に勉強を続けていこうと思います。
(↓実際に着てみた写真)


”アートを着る”うん。いいですね笑
これからこの服を着て外出することが楽しみになりました。
きっとこれからずっと着続けるだろう、お気に入りの服になること間違いなしです。
お店&商品情報
私が今回お世話になったお店は、静岡県沼津市にあるららぽーと2階のユニクロでした。
そして、今回購入した2着のTシャツの価格はいずれも1,500円(税込)でした。
一応、UTシリーズの商品ページへのリンクも貼っておきますね。
【UT コレクションラインナップ|UT コレクション|ユニクロ公式】
ただ、ネットでユニクロのUTシリーズのページを調べてみると、お店陳列されていたTシャツが売り切れ表示でしたので、ネットとお店でも在庫表示等が異なるのかもしれません。
もしかしたら、他のユニクロは本日は出会えなかったアイテムがあるかもしれないので、別の店舗に行く機会があれば、その時はまた店内を散策してみたいと思います。
今までファッションにはあまり興味の出なかった私ですが、このシリーズはずっと好きになりそうです。
それでは、この辺で。今回は特に私語りの内容で恐縮です。ここまで読んでくださった心優しい方に誠心誠意感謝を込めて。ありがとうございました。