2025年8月– date –
-
【初心者用🔰】【用語解説📖】西洋美術を魅了した「ジャポニスム」とは何か——知ればびっくりすること間違いなし!|あの巨匠たちが感銘を受けた浮世絵の力
突然ですが、「ジャポニスム(Japonisme)」という言葉をご存じでしょうか? これは、19世紀後半から20世紀初頭にかけて、西洋の芸術家たちが日本の美術や文化に強く影響を受けた動きのことを指します。 絵画に興味のない人でも一度は聞いたことがあるであろう名だたる巨匠たちも、ジャポニスムの波を受けています。 現代の私たちにとっては「和風」や「日本テイスト」は当たり前のように思えるかもしれませんが、当時のヨーロッパの人々にとって、日本文化はまさに「未知との出会い」でした。 本記事では、ジャポ... -
【初心者用🔰】【用語解説📖】「ルネサンス」は”ギリシャ・ローマ神話復興”なのにキリスト教の宗教画も含まれるのはなぜ?|宗教画から学ぶ「ルネサンス」の本質とは?
「ルネサンス」と調べると、「キリスト教によって弾圧されていたギリシャ・ローマ神話の再生・復興運動」という解答が得られます。 実際、ChatGPTで「ルネサンスについて教えて」と質問したところ、以下のような回答でしたので、抜粋して紹介します。 ルネサンス(Renaissance)とは、14世紀から16世紀にかけてヨーロッパで起こった文化・芸術・思想・学問の大変革の時代を指します。「ルネサンス」とはフランス語で「再生」「復興」を意味し、特に古代ギリシャ・ローマの文化の再発見と復興を指します。中世ヨー... -
【初心者用🔰】【画家紹介🧑🎨】ポール・セザンヌ――印象派を超えて、モダンアートの扉を開いた画家
「なんとなく好き」――それは絵画を部屋に飾るときの、いちばん正直で大切な感覚かもしれません。 今回は、そんな“なんとなく好き”の奥に、深い芸術の世界が広がる画家、ポール・セザンヌについて、魅力たっぷり、そしてわかりやすく親切にご紹介します。 セザンヌってどんな画家? ポール・セザンヌ(1839–1906)は、フランス生まれの画家で、印象派のエッセンスを受け継ぎながらも更なる発展をし、20世紀のモダンアートの礎を築いた存在です。 絵画界においては「近代絵画の父」といえばこの人と評されるほど、彼... -
【絵画紹介🖼️】点描が紡ぐ静寂の午後──スーラ《グランド・ジャット島の日曜日の午後》の魅力
忙しない現代の暮らしの中で、ふと「静けさ」や「整った時間」を求めたくなることはありませんか? そんなあなたにおすすめしたい絵画が、ジョルジュ・スーラの《グランド・ジャット島の日曜日の午後》です。 この絵は、パリ郊外のセーヌ川に浮かぶ小さな島で、人々が思い思いに日曜日の午後を楽しむ姿を描いた作品。 なかには川のほとりで涼む人々もいるように、この夏の暑い時期ぴったりな絵でもあります。 本作を見ていると、まるで止まった時間の中に迷い込んだような、不思議な感覚を覚えるはずです。 静けさ... -
【初心者用🔰】【用語解説📖】絵画について学ぶと必ず目にする「ラファエル前派」とは何か?わかりやすく、シンプルに解説!
絵画作品について調べていたら、「ラファエル前派(Pre-Raphaelite)」という名前に出会ったことはありませんか? 響きはなんだか高尚で難しそう……でも、実はこの美術運動、とても情熱的でロマンチックな魅力にあふれています。 この記事では、絵画に詳しくない方にもわかるように、ラファエル前派とは何かをやさしくご紹介します。 そもそも「ラファエル前派」ってどういう意味? 「ラファエル前派」(または「ラファエロ前派」)とは、19世紀のイギリスで生まれた芸術家のグループのことです。 1848年、ロンドン... -
【初心者用🔰】【画家紹介🧑🎨】敬虔さと幻想の画家、バーン=ジョーンズ──装飾的な作品はまるで”少女漫画”のよう!?柔軟な文化人は立場を越える
今回は、英国の画家エドワード・バーン=ジョーンズ(Edward Burne-Jones, 1833–1898)をご紹介します。 彼の作品はまるで夢の断片をすくい取ったかのように静謐で美しく、ロマンチックな空気に満ちています。 もし部屋に飾ったならば、しとやかでありながらも華やかな雰囲気をもたらすでしょう。 この記事では、初心者の方のため、バーン=ジョーンズの基本的な情報をわかりやすくお伝えしつつ、代表作や他の画家との比較を用いて詳しく解説します。 この記事を読んで、あなたもバーン=ジョーンズについて一緒に... -
【身の回りのアート🏘️】【マイ・メモリーズ📷】ひまわりを見て思ったこと…「ゴッホの《ひまわり》と全然違うじゃん!」|”感情”を描き出したゴッホの凄さを改めて体感!
今年の夏も暑いですね☀️🥵。皆さんにおかれましてもきちんと水分補給、休息をし、体調を崩されないよう願うばかりです。 この文章を書いている今も検索したところ、38℃を超える地域が全国的にあるそうです。無理な体の動かし方をせず、また、室内だからといって油断することなく、この猛暑を無事に乗り切りましょう! さて、そんなことを言っている私ですが、先日どうしても夏の風物詩である「ひまわり」🌻を見に行きたく、少々遠出してきました。当方所有している移動手段はバイクのみのため、バイクで片道小一...
1