絵のある暮らしとは?知識ゼロでも始められる、やさしい絵画の楽しみ方

    目次

    はじめに|絵画に興味はあっても、少し遠く感じている方へ

    絵画や美術館に少し興味はあるけれど、「詳しくない自分は楽しめるのか」と、近寄りがたい気持ちを抱えてはいませんか。

    有名な画家の名前を知らない。
    美術史も分からない。
    部屋に絵を飾ってみたい気持ちはあるけれど、センスが必要そうで少し不安。

    そんなふうに感じる方は、決して少なくないと思います。

    でも、絵は必ずしも“分かるもの”でなくても大丈夫です。
    私はむしろ、「私は絵画をわかっている」と発言してしまう人の方が浅いと思います。
    絵は“正しく理解するもの”というより、日々の暮らしの中で“静かに一緒に過ごすもの”だと感じています。

    このサイトでは、知識ゼロ・センス不要で楽しめる「絵のある暮らし」について発信していきます。
    この記事では、絵のある暮らしとは何か、初心者がどこでつまずきやすいのか、そして今日からできる小さな始め方を、(自分なりに)やさしく整理していきます。


    絵のある暮らしは、堅苦しい教養ではなく「日々の小さな楽しみ」

    「絵画」と聞くと、美術館、名画、画家、歴史、専門知識といった少し難しい言葉を思い浮かべるかもしれません。

    もちろん、知識を深める楽しさもあります。
    でも、絵の楽しみ方はそれだけではありません。

    たとえば、朝起きたときに目に入る場所に、小さなポストカードを飾ってみる。
    スマホの中に気になる絵を保存して、少し眺めてみる。
    美術館に行ったとき、全部を理解しようとせず、気になる1枚だけを選んでゆっくり見る。

    それだけでも、絵が暮らし一部になります。

    最初から詳しくなろうとする必要はありません。
    「この色が好き」「この雰囲気が落ち着く」「なんとなく気になる」くらいの感覚で十分です。

    絵のある暮らしは、大袈裟な趣味ではないんです。
    日々の中に、少しだけ視線が止まる場所を作る。
    それくらい小さな一歩から始められます。


    初心者が絵画でつまずきやすい3つのこと

    絵に興味があっても、最初の一歩が重くなる理由はいくつかあります。

    まず1つ目は、知識がないと楽しめないと思ってしまうことです。
    作品名、画家名、時代背景を知らないと、絵画を見ても楽しめないように感じるかもしれません。
    でも最初は、「見てどう感じたか」だけでも十分です。知識は、気に入った作品だけ、後から少しずつ足していけばいいんです。

    2つ目は、センスがないと選べないと思ってしまうことです。
    部屋に絵を飾ると聞くと、おしゃれな部屋や整ったインテリアを想像してしまいませんか。
    私も、絵画を部屋に飾ってみるまでは、どんな基準で誰の絵を選べばいいかわからず、テレビの「芸能人のお部屋紹介」などで壁に絵が飾ってあると、「センスがいいんだろうな」と羨んだのを覚えています。
    でも、最初から完璧に合わせる必要はないんです。まずは小さな絵やポストカードから、机の上や棚の一角に置いてみるだけでも十分始めることはできます。

    3つ目は、飾り方が分からないことです。
    壁に穴を開けてよいのか、額は必要なのか、どの高さに飾ればよいのか。
    考えることが多いと、始める前に疲れてしまいます。
    ですので、最初は手軽なポストカードを買ったり、ネットで綺麗な絵を保存したりするくらいでいいんです。

    だからこそ、最初は(大きく)「買う」「飾る」より前に、まずは「見る」「保存する」「言葉にする」ことから始めてみるのがおすすめです。


    最初は「好きかどうか」だけで大丈夫

    絵を見るとき、正解を探そうとすると、結局腰が重くなってしまいます。

    「この絵の意味は何だろう」
    「有名な理由を知らないといけないのかな」
    「見当違いな感想を持ったら恥ずかしいな」

    そんなふうに思うと、絵を見ること自体が億劫になってしまいます。

    最初に大切にしたいのは、知識よりも自分の感覚です。

    最初は次の3つの問いだけで十分です。

    • この絵を見て、どんな気分になるか
    • どの色や形が気になるか
    • 自分の部屋にあるとしたら、どこに置きたいか

    たとえば、「青が落ち着く」「余白が多くて静かな感じがする」「夜に眺めたい」など、短い言葉で構いません。

    感想は立派なものである必要は一切ありません。
    むしろ、最初は短く、素直な言葉の方が、自分の好みに近づいていくことができます。

    手探りながらも絵を選ぶことは、自分の感覚を少しずつ知っていくことでもあります。


    今日からできる、絵のある暮らしの始め方

    ここからは、今日からできる小さな始め方を紹介します。

    1. 気になる絵を1枚だけ保存する

    まずは、SNS、美術館の公式サイト、展覧会のチラシ、ポストカードなどから、気になる絵を1枚だけ選んでみてください。
    たくさん選ばなくて大丈夫です。1枚に絞ることで、自分の好みの方向が見えやすくなります。

    もちろん、目移りするくらい他にも気に入る絵画があれば、それらも保存してみてください。

    2. 感じたことを一言で書く

    次に、その絵を見て感じたことを一言で書いてみます。

    例としては、

    • 静かに感じた
    • 明るくなれそう
    • なぜか懐かしい
    • 少し寂しい気がする
    • 部屋にあったら落ち着きそう

    このくらいで十分です。

    3. 飾るならどこがよいか考える

    実際に飾らなくても、「もし飾るなら」と考えてみます。

    玄関、机の前、ベッド横、リビングの棚、キッチンの近く。
    場所を想像すると、絵が少し暮らしに近づきます。

    「元気づけてくれる絵」「落ち着ける絵」「考えさせられる絵」など、様々あります。
    「絵画×部屋」の相性を考えることも、意外と楽しいものですよ。

    4. 小さなサイズから試す

    最初から大きな額装作品を買う必要はありません。
    ポストカード、ミニポスター、展覧会チラシ、スマホ壁紙など、小さく試せるものからで大丈夫です。


    ここで、簡単な記入欄を作ってみます。

    絵のある暮らし・はじめの1枚メモ

    この5つを書くだけでも、遠いと感じていた絵画が「自分の暮らしに関係あるもの」になっていきます。

    ぜひ、お気に入りの1枚を選んでやってみてください。

    私もやってみました↓

    今まで見たことがなかった絵で、「なんとなくいいな」と感じた作品を選びました。

    Summer’s Day』Berthe Morisot, 1879, National Gallery, London

    引用:Berthe Morisot – Jour d’été, 1879 – Summer’s Day – Wikipedia

    お気に入りの絵画を見つける一助になればと思っております。


    このサイトで発信していくこと

    このサイトでは、これから「絵のある暮らし」をテーマに、初心者の方に向けて少しずつ発信していきます。

    たとえば、次のような内容です。

    • 初心者向けの絵の選び方
    • 部屋に絵を飾るアイデア
    • 美術館を気軽に楽しむ方法
    • 感想を言葉にするヒント
    • 休日に絵画を取り入れる過ごし方

    冒頭にも申し上げたとおり、私は絵画を堅苦しい教養や近寄り難いものではなく、暮らしや休日を少し変えるきっかけとして伝えていきたいと思っています。

    「美術に詳しくないけれど、絵を楽しんでみたい」
    「部屋に何か飾ってみたい」
    「休日の過ごし方を少し変えたい」

    そんな方にとって、少しでも入口になる場所を作れたらうれしいです。


    まとめ|1枚の絵から、暮らしは少し変えられる

    絵画を楽しむために、最初から知識やセンスが必要などということは一切ありません。

    まずは、気になる絵を1枚見つける。
    その絵を見て、感じたことを一言で書く。
    もし暮らしに置くなら、どこがよいか想像してみる。

    それだけでも、絵との距離はぐっと近いものになります。

    絵は“分かるもの”ではなく、“一緒に暮らすもの”。
    そんな気持ちで、気軽に始めてみてはいかがでしょうか。

    よろしければ、はじめての方向けページや、今後更新するnoteもあわせてご覧ください。
    今週末には、知識ゼロでも「自分の好きな絵」に近づける小さなワーク形式のnoteも準備しています。

    よかったらシェアしてね!
    • URLをコピーしました!
    目次